2015年6月24日水曜日

【現場力】“守る”ことこそ現場力 戸田建設・佐々木高

震災復興のリーディングプロジェクト・三陸沿岸道路の一部をなす下安家道路工事は、橋梁下部工と2本の山岳トンネルを掘削する、大規模な多工種工事だ。その施工を担う戸田建設・大豊建設JVの佐々木高所長(戸田建設)が、現場運営で最も重視しているのは「決められたことを守ること」だ。

 1つ目が法律。「トンネルの粉じん、ケーソンの高圧則(高気圧作業安全衛生規則)など、年々改正されている。当然のことだが、法を守ることは何よりの基本」と強調する。当工事は多工種でかかわる法律も多岐にわたるだけに、その順守には細心の注意を払っている。
 2つ目が安全ルール。日常作業における事故を未然に防ぐ上で、安全ルールの順守の徹底を重視。そのために「作業員と話し合いながら、できるだけやりやすく、ヒューマンエラーがないような設備・工法を選んでいる」と、コミュニケーション醸成に日々努めている。
 さらに、同現場ではトンネル坑内の計測・測量、出来形管理などを自動化・省力化する統合管理システムを導入し、迅速かつリアルタイムな施工管理を実施することにより、さらなる安全性の向上を図っている。
 こうした取り組みはすべて「事故をなくし、作業員の命と生活を守る」ことにつながっている。命を守る法律、ルール。“守る”ことこそ現場力であることを実践で示している。
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