2015年6月26日金曜日

【現場力】工程読める手段を講じる 東京電力・児玉達朗

「常に工程を気にしている」とは東京電力原子力安全・統括部Jヴィレッジ復旧推進グループの児玉達朗マネージャー。福島復興のシンボルでもあるサッカー・ナショナルトレーニングセンター『Jヴィレッジ』の機能移転プロジェクトを統轄する立場から、同時並行的に進むいくつかの機能移転事業では「一元的に全体を見るように心掛けている」と強調する。

 機能移転は東京五輪開催の1年前となる2019年4月の再生を目指し、18年夏までに一部の営業を再開するスケジュールに沿って進めている。「安全は最優先であり、適正なコストコントロールもわれわれに課せられた当然の役割であるが、発注者サイドにはプロジェクト全体をマネジメントする時間的な役割が強く求められる」
 Jヴィレッジ復旧に並行して進めてきた福島給食センター建設事業では、短工期への対応にBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を採用した。
 「考えられる最善の手だてを講じる。工程を読める手段が大切であり、BIMは工業化の究極のツールでもある。ただ、すべてを工業化すれば良いわけではない。在来工法を採用すべき部分もあり、最適な組み合わせを常に考えることが、工程管理に欠かせない視点だ」
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