2015年6月9日火曜日

【若手経営者からの提言】松山建築設計室代表取締役 松山将勝(設計・福岡)「しっかりと向き合い育てる」

独立した時から常識的な労働環境を備えた会社を維持することを大きな目標にしてきた。地域のアトリエ系事務所は早く技術を習得でき独立も可能だが、環境は過酷だ。以前は覚悟を決めて建築界に飛び込む学生も多かったが、最近は気風も変わってきた。本気で人材育成を考えるなら、最低限の受入体制を整えることが大切だと思ったからだ。現在はスタッフ16人、ようやく環境も整ってきた。

 いまは人を募集してもこない。インターンシップの参加者も大きく減り、ここ数年は2、3人。人材の確保・育成は地域の建築界の最重要課題だ。われわれの利点は個人と向き合いながら育てられること。10年くらいで人間的にも技術的にも恥ずかしくない人材が育つ。独立後もしっかりと支援することで次に続く世代も将来の希望が持てる。建築界全体で学生に対して地域に根ざした建築家の活動、地元の動向を発信していきたい。
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