2015年6月29日月曜日

【技】きれいに剥がす アクゾノーベル社の水性剥離剤

橋梁補修工事に含まれることの多い塗装の塗り直し作業。塗膜除去には有効なブラスト工法だが、粉じん対策などが強化され、現場の負担も増している。特に塗り替え基準が明確になり、下地が見えるまでしっかりと塗膜を剥がす必要性も示された。

 JFEエンジニアリングが愛用するのは、オランダ大手化学メーカーのアクゾノーベル社が飛行機の機体チェック用に開発した水性の剥離剤だ。その効果に驚き、日本での販売権も取得し、1年前から外販をスタートした。採用数は3月末時点で17件に達し、うち14件が他社の施工する補修工事に採用されている。
 剥離剤が塗膜の化学結合を破壊し、酸素の膨張や解放反応によって、24時間以内に塗膜は持ち上がる。あとはコテで取り除き、こびりついた細かな塗膜は洗浄剤を使ってきれいにする。剥離剤も洗浄剤も水性であるため、火災の危険性があるシンナーを使う場面は一切ない点も、現場の支えになっている。
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