2015年6月11日木曜日

【団体からの提言】軽仮設リース業協会会長 関山正「魅力を示し若手確保」

今後工事に従事する人員の確保が困難になってくるであろう。現在においても、その傾向は表面化している。今のうちにできる限りの手を打っておくことが最も肝要なことと思われる。それには、当業界が若い世代にとって魅力ある業界になることである。

 足場を始め、仮囲い・ネット・シートのない建設現場などあり得ない。しかし、完成してしまうとあっと言う間に撤去される。昔流行ったCMに「地図に残る仕事」というキャッチフレーズがあった。それから言えば確かに「地図に残らない仕事」かも知れない。
 2015年7月には「安全衛生規則」の一部改正に伴う施行が予定されている。改正安衛則には、人の命を守る安全経費がきちんと末端まで行き届くべきとのことが明記されるはずである。わが軽仮設リース・レンタル業者は今後も安全装備を確保し、現場の安全に配慮することは当然ながら、一種の「縁の下の力持ち」として、建設業界発展のために大いに協力していく業界の個々の企業としては、健全な経営を行ってこそ、安全への貢献が果たせるものである。
 わが業界の長期的な展望からいえば、建設産業における重要な役割を担っていることの社会的な認知と、それによる魅力ある働き場所である(社会的位置付けや収入面の安定など)ことが理解されれば、若い力を獲得することが可能となる。これまで主に補助職であった女性をもっと積極的に、責任ある職位に活用していくような意識・制度の変革が必要である。これからの要員確保の難局を乗り切れるかどうかのキーワードは正にここにあるのではないだろうか。
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