2015年6月12日金曜日

【団体からの提言】全国鉄筋工事業協会会長 内山聖「仕事の内容知ってもらう」

当協会では、人材の確保・育成にかねてより取り組んできた。傘下の各都道府県組合に支援を行い、工業高校への出前講座を実施しており、全国に広がりつつある。また、会員企業の中には高校生をインターンシップで受け入れ、鉄筋工事業に対する理解を深めてもらう努力をしている。

 若者に業界へ入職してもらうためには、まずわれわれの仕事を知ってもらうことだと考え、そのため工業高校の先生に鉄筋の実習や生徒への出前講座やインターンシップの受け入れは意義があると考え取り組みを広げていくことが重要だと考えている。さらに、鉄筋工事の技能検定に3級技能士の資格を設け、ことしトライアルを実施、2016年度からスタートさせる。実際に組み立てることで鉄筋工事の仕事に対する理解は深まると考えている。仕事の内容を少しでも知ってもらうことは入職後のミスマッチを防ぐことにもつながり、離職者の減少にもつながると思う。
 また、工業高校だけでなく、普通高校や専門学校などへのアプローチも必要だ。そのための手だても考えていかなければならない。さらに、若年者の入職には両親の理解も欠かせない。両親に理解してもらう手だてを考える必要がある。
 人材の育成については、初級、中級、上級の技能実習コースを設け、各段階に応じた教育を20年近く前から実施している。初級コースは会員各社の新入社員を対象とし、富士教育訓練センターで3週間、合宿形式で行い、玉掛けなどの資格を取得させる。このほか、会員団体では資格取得のために講習会なども開催し、支援している。
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