2015年6月15日月曜日

【団体からの提言】日本建築板金協会会長 石本惣治「後継者育成は喫緊の課題」

景気は緩やかに上向き傾向にあると言われているが、建築板金業界を取り巻く経営環境は、依然厳しい状況が続いている。
 現在、国や建設業界が一丸となって技能者不足や後継者の確保・育成に対する諸活動を推進しているが、根本的かつ具体的な改善策がなかなか見えてこないのが現状だ。

 当業界においても後継者不足は喫緊の課題であり、これらの課題解決に向けてさまざまな事業に取り組んでおり、後継者育成事業として、毎年、青年部が中心となって次世代研究会、技能競技大会を開催している。
 また、工事現場の中核をなす基幹技能者の確保・育成については、国土交通省が1995年に策定した「建設産業政策大綱」の中で「新しい技能者像」として「基幹技能者」の必要性を専門工事業団体に要請したことから、その取り組みがスタートした。
 その後、2008年の建設業法施行規則の改正に伴い、基幹技能者が公的に位置付けられ、当会は09年に登録講習実施機関として国土交通大臣の認可を受け、現在、全国で2900人を超える登録建築板金基幹技能者が誕生している。
 今後は、同技能者の活用(配置義務)と現場での評価(賃金面)および建設業法に基づく国家資格としての位置付けを目指し、さらに建設業界の地位向上と建設工事の品質および安全の確保に尽力していく。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿