2015年6月3日水曜日

【若手経営者からの提言】佐藤型枠工業社長 佐藤敦房(型枠大工・東京)「定着率向上へ安定収入不可欠」

将来を見据えたとき、協力会社に頼っているわけにはいかない。自社で教育して社員の職人集団をつくっていく必要があるとの考えで、ことし初めて新卒者を技能工社員として5人採用した。そのため、指導員としてベテランの大工を社員として受け入れ、教育カリキュラムも作成した。今までなかったことだから一からとなり、苦労したことも多いが、将来を見据えたとき、必要なことだと考える。

 採用に当たっては社員や協力会社の人たちに出身校を紹介してもらい、学校を訪問した。夏休みに会社見学をさせてほしいという要望があり、現場も含めて型枠工事業を紹介した。つらくても最後にものが残る、ものづくりの喜びを伝えることが大事だと感じた。ただ、離職も考えられる。社会保険等への加入はもとより、安定した収入が重要だ。他産業と同等あるいは、それ以上の収入を得られる業界にしなければ定着率も上がらない。
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